一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、避難区域等における沢水モニタリングの測定結果公表(平成27年7月〜平成27年9月採取分)
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2015.11.02 【情報源】環境省/2015.10.30 発表
環境省は、避難区域等において、住民が飲用する沢水のモニタリングを実施し、平成27年7月〜9月の測定結果について取りまとめ公表した。調査対象は、福島県内の避難区域等のうち、要望のあった9市町村(飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、川俣町、田村市、浪江町、楢葉町、広野町)において住民が飲用する沢水となる。
調査箇所のうち、平成27年7月〜9月に採取を行った182検体を検査したところ、飯舘村の1検体で放射性セシウムが検出(Cs-134:不検出、Cs-137:1.2Bq/L)されたが、その他の地点、検体では不検出(検出下限値:1Bq/L)であった。
なお、放射性セシウムの検出が見られた検体について、孔径1µmのガラス繊維ろ紙によりろ過し、再度測定した結果、放射性セシウムは不検出(検出下限値:1Bq/L)であった。【環境省】