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環境ニュース[国内]

NECヨーロッパがロンドンのグリニッジ王室特別区とスマートシティーで協業

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.10.28 【情報源】企業/2015.10.23 発表

 NECの欧州100%子会社、NECヨーロッパは、英国ロンドン南東部の行政区、グリニッジ王室特別区とスマートシティー(環境配慮都市)分野で協業する。地域住民を対象にした公共・商業サービスの強化に向け、ビッグデータ(大量のデータ)やIoT(モノのインターネット)ソリューション関連の活用で協力し、NECのシステムを導入する。
 グリニッジ王室特別区の傘下でスマートシティー技術開発会社のデジタル・グリニッジも加えて3者で基本合意書を締結した。同区は著名な競技施設・コンサート会場「The O2 Arena(オーツ―アリーナ)」があり、観光地になっている。人口は25万人を超え、増加が予想される。区は「グリニッジ・スマートシティ戦略」を推進している。
 グリニッジ・スマートシティ戦略は、住民や観光客の増加に対応して行政サービスを拡充することで、区を生活・観光・ビジネスの拠点として発展させることを目的にする。3者は協業を通じ、渋滞緩和などの交通、福祉、住宅、廃棄物管理、スマートグリッド(次世代送電網)など、社会ソリューションの幅広い分野でサービス向上を目指す。
 協業に伴って、NECのスマートシティー・システム基盤を導入する。区内に設置したセンサーから収集した各種データが、分析・処理できる。データは公開し、さまざまな物がインターネットに接続するIoTを活用して快適な都市生活の実現につなげる。住民のニーズに基づいた地元起業家による新サービスの開発を始め、区のICT(情報通信技術)事業の成長も期待される。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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