一般財団法人環境イノベーション情報機構
シンポジウム「異常気象と気候変動の科学〜世界の気象キャスターと考える私たちの未来〜」11月10日開催
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.10.26 【情報源】環境省/2015.10.23 発表
環境省は、今年12月にパリで開催されるUNFCCC/COP21に向けて、気候変動問題に関する議論が国内外で活発化しているなか、この好機を捉え、国内における議論をさらに喚起し、国民の気候変動問題への理解を促進することを目的とし、シンポジウムを開催する。このシンポジウムでは、近年の異常気象(極端現象)や中長期的な気候の変化に着目しながら、気象キャスターやIPCC報告書執筆に携わった科学者が、気候変動にレジリエント(強靱)な社会の構築に向けて議論する。
第1部では、異常気象(極端現象)をキーワードに、IPCC の最新の報告書である第5次評価報告書(AR5)の主要な知見について、基調講演を行う。また、欧州における気候変動に関するコミュニケーションの事例について紹介する。第2部では、「2050年の天気予報」(IPCCの知見をもとに世界気象機関(WMO)を中心に各国で作成された、2050年を目途とした中長期的な気候予測)をとりあげながら、パネルディスカッションにおいて、気象キャスターの気候変動に関する疑問に科学者が回答するほか、近年の異常気象(極端現象)と気候変動の関係性(関係性が科学でどこまで解明されているかなど)、将来の気候予測や、将来のために今わたしたちができること等について議論する。参加料無料、事前申込制。参加希望者は、プレスリリース参照のこと。
○開催概要
日時: 平成27年11月10日(火)14:00−16:15(予定)
場所: イイノホール 4階 Room A(定員200名)
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング
アクセス:http://www.iino.co.jp/hall/access/
【環境省】