理想科学工業、フランス子会社を通じて気候変動枠組み条約国会議の印刷を支援

【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.10.26 【情報源】企業／2015.10.23 発表

　理想科学工業は、フランス販売子会社のリソー・フランスを通じ、パリで11月30日から開かれる国連の第21回気候変動枠組み条約国会議（COP21）の印刷を支援する。リソー・フランスはCOP21オフィシャルパートナーに選ばれ、カラープリンター「オルフィスEXシリーズ」を会場内に設置する。
　オルフィスEXシリーズは現地名「ComColor（コム・カラー）」で、リソー・フランスは、12月11日まで12日間の会期中、COP21のコピーセンターに8台を導入して、印刷物の出力と保守サポートを手掛ける。オルフィスEXシリーズの熱を必要としない省エネ性や生産性、信頼性が評価された。
　COP21には世界196カ国・地域から国連関係者が2万人以上出席する見込みで、オルフィスEXシリーズは、会議に使用する契約、条約関連などで想定される約300万枚の印刷物の出力を担う。COP21は「京都議定書」に代わって全ての国が参加する新たな枠組みの合意を目指している。
　オルフィスEXシリーズはインクジェット方式を採用した世界最速のオフィス向け高速カラープリンターで、1分あたり150枚印刷できる。高速性を維持しながら省電力化も実現している。「省エネ大賞」の2013年度製品・ビジネスモデル部門で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した。【理想科学工業(株)】