水産庁、太平洋クロマグロの漁獲に係る太平洋北部ブロックへの警報発出

　水産庁は、太平洋北部ブロックに属する道県に対して、「太平洋クロマグロに係る資源管理の実施について」に基づき、平成27年10月20日（火曜日）、太平洋クロマグロの漁獲に係る警報を発出した。
　クロマグロの小型魚の沿岸漁業における漁獲について、各都道府県からの漁獲モニタリング報告を集計した結果、平成27年9月30日現在、太平洋北部ブロック（北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県）における漁獲量が279トン（※）となり、ブロック別の漁獲上限（346トン）の8割に達した。
　このため、「太平洋クロマグロに係る資源管理の実施について（平成27年1月5日付け26水管第1966号）」に基づき、太平洋クロマグロの漁獲に係る警報を太平洋北部ブロックに属する道県に対して発出するとともに、他ブロックに属する都道府県に対しても周知した。【水産庁】