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環境ニュース[国内]

パナソニック、JリーグスタジアムにLED投光器納入、フィールドの全面LED実現

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.10.15 【情報源】企業/2015.10.09 発表

 パナソニックは、サッカーJリーグのチーム、ガンバ大阪のホームスタジアム「市立吹田サッカースタジアム」(大阪府吹田市)の夜間照明にLED(発光ダイオード)投光器を納入した。フィールド内照明が全面LEDのサッカー場を実現し、10月に運用を始めた。従来のHID(高輝度放電)光源を導入する場合と比べ、消費電力を約30%削減する。
 フィールド内の明るさはサッカー場として十分な1500ルクス以上を確保している。納入したのは、パナソニックのLED投光器モジュールタイプ「HID1500形」384台で、消費電力1Wあたり88Lm(ルーメン)を超える効率がある。前面パネルには衝撃に強いポリカーボネートを取り入れ、破損しても飛散しにくい構造にした。光源寿命は4万時間だ。
 LEDの熱を効率的に放熱させる設計で85%の光束の維持率を達成し、寿命の末期まで明るさを維持する。LEDは省エネ、長寿命に加えて瞬時に点灯できる特長を備えるため、運用面での利便性も高まる。一方でLEDは指向性が強く、フィールドにムラができる懸念があったが、モジュールの組み合わせによる明るさと配光の細かな設計で解決した。
 市立吹田サッカースタジアムは環境に配慮したスタジアムとして建設された。LED照明のほか、太陽光発電、エネルギー管理システムなどの省エネ設備や、トイレ洗浄などへの雨水の再利用を導入した。パナソニックは、Jリーグの名古屋グランパスのホームスタジアム「パロマ瑞穂スタジアム」(名古屋市瑞穂区)にもLED投光器を納入している。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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