一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、オランダの販売代理店に太陽電池モジュールを追加供給

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.10.09 【情報源】企業/2015.10.05 発表

 昭和シェル石油100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアは、オランダの正規販売代理店、ホームNRG向けに、CIS薄膜太陽電池モジュールを追加供給することを決めた。欧州子会社のソーラーフロンティア・ヨーロッパを通じて、同国の旺盛な太陽電池需要に対応する。2015年の同社への出荷は10MW(1万kW)に達する。
 ホームNRGは住宅用と商業用の太陽光発電ソリューション・プロバイダーで、2013年10月にソーラーフロンティアの正規販売代理店になった。オランダ全土にまたがる複数の大手施工会社と連携してプロジェクトを手掛ける。データ監視システムを備える自社の試験場では、同じ条件でさまざまな太陽電池技術の検証を行っている。
 ソーラーフロンティアは、ホームNRGが進めるプロジェクト92件に対し、既に計8MW(8000kW)のCIS薄膜太陽電池モジュールを供給した。今回2MW(2000kW)を追加する。ホームNRGは「優れた発電性能を有し、長期的に安定した発電が期待できる」と評し、「2016年にはオランダでさらに多くのCIS薄膜太陽電池を導入できる」としている。
 オランダで2015年に導入される太陽光発電は、約60%が住宅の屋根向けと予想される。ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池モジュールは、周囲の建築物や環境と調和する黒色の外観が人気だという。同国の太陽光発電ウェブサイトでは、実証実験で最高の出力を記録したと紹介され、トップ水準の実発電量を発揮することも認められている。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク