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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、JAPEXから福島・相馬−宮城・岩沼のガスパイプライン建設工事受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.08.21 【情報源】企業/2015.08.10 発表

 JFEエンジニアリングは、石油資源開発(JAPEX)から福島・相馬−宮城・岩沼間のガスパイプライン建設工事を受注した。ガスパイプラインは福島県新地町の相馬港に建設中の相馬LNG液化天然ガス)基地と宮城県岩沼市を結ぶ約40kmだ。JFEエンジはこのうち宮城県側の約33kmについて手掛ける。
 JAPEXは、相馬LNG基地の建設と併せて相馬−岩沼間の新規ガスパイプラインの建設を決めた。相馬−岩沼ガスパイプラインは、JAPEXが保有する新潟と仙台を結ぶ新潟−仙台ガスパイプラインに岩沼でつながり、相馬LNG基地で受け入れるLNGを気化したガスを同ガスパイプラインに供給する役割を担う。
 プロジェクトは東北地域の震災復興事業と並行して進められることから、他の事業との調整や機材調達などと併せて、工期の厳守が課題だった。JFEエンジは、ルート上にある阿武隈川の横断で、立坑を設けることなく長距離区間の工事を一気に推進できる工法を採用し、工期の短縮が高く評価された。
 相馬−岩沼ガスパイプラインが完成すると、福島、宮城県など東北地方太平洋岸での天然ガスの需要増に対応できるうえ、JAPEXが持つ天然ガスネットワークの供給安定性が強化される。今後もエネルギー事業者によるパイプライン網整備需要の一層の高まりが見込まれ、JFEエンジは受注拡大を目指す。【JFEエンジニアリング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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