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環境ニュース[国内]

三協立山、カーテンウオールに自然換気バリエーション、建物の省エネ性を向上

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.08.03 【情報源】企業/2015.07.28 発表

 三協立山は、高水密の新型カーテンウオール(帳壁)「NL-R」で、自然換気バリエーションを加えた「NL-R NAV」を7月28日に発売した。外の新鮮な空気を室内に取り入れて建物の省エネ性を向上させる。カーテンウオールは、構造上取り外し可能な外壁を指し、建物の荷重を負担しない。地震のガラスの飛散防止を目的に開発された。
 NL-R NAVは、自然な風を取り込むことで室内の空気を効率的に入れ替えることができる。デザインや機能に応じて「よこ型定風量換気スリット」「よこ型換気スリット」の2タイプの換気方式を用意した。よこ型定風量換気スリットは、定風量機構によって強風時でも室内に入る風量を一定に保つ。内部に羽根(風量調整弁)を備える。
 羽根は、風が弱い時はほとんど動くことなくそのまま風を取り入れ、強風の際は風路を狭くすることで風量を小さくして室内に入れる。よこ型定風量換気スリット、よこ型換気スリットとも足元や腰部にすっきり納まる。ほかにバランス式逆流防止窓「スウィンドウ」もあり、温度差や風の力を利用して効率的な自然換気を可能にする。
 風がないと開いて室内の熱気を排出し、風を受けると閉まって風による熱気の逆流を防ぐ。風で引かれて開くため風の力で排気を促進する。NL-Rは、近年多発している豪雨や雨台風などに対応できるよう、従来品から水密性能を大幅に高めた。水を移動させる要因になっている室内外の圧力差を小さくして、雨水の室内への浸入を防ぐ。【三協立山(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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