一般財団法人環境イノベーション情報機構
フロン回収・破壊法に基づく平成26年度フロン類破壊量、約4,495トンに
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2015.07.31 【情報源】環境省/2015.07.31 発表
環境省はフロン回収・破壊法に基づき、フロン類破壊業者から報告された平成26年度のフロン類破壊量をとりまとめ、27年7月31日付けで公表した。平成26年度のフロン類破壊量の総計は約4,495トンで、平成24年度の破壊量と比べると約0.6%増加した。
フロン類の種類別に見ると、CFC(クロロフルオロカーボン)が約155トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約2,305トン、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が約2,034トンであった。
また、フロン類破壊業者に引き取られたフロン類の量をフロン回収・破壊法に基づく特定製品別に見ると、第一種特定製品(業務用冷凍空調機器)からの冷媒フロン類が約3,731トンで前年度と比べて約1.4%の増加、第二種特定製品(カーエアコン)からの冷媒フロン類は約772トンで前年度と比べて約3.8%の減少となっている。【環境省】