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環境ニュース[国内]

富士通、グループのICT提供による温室効果ガス排出量削減の目標を上方修正

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.07.30 【情報源】企業/2015.07.28 発表

 富士通は、グループのICT(情報通信技術)の提供による温室効果ガス(GHG)排出量削減の目標を上方修正した。2015年度末の目標に相当する実績を達成したことから拡大した。環境配慮製品の開発と提供についても目標値を上方に修正した。環境配慮データセンターの推進では、新たに電力効率指標の可視化ツールの構築を完了し、改善を進める。
 2013年度から3カ年の「第7期富士通グループ環境行動計画」で掲げる17項目のうち、ICTの提供によるGHG排出量の削減、環境配慮製品の開発と提供の2項目で修正した。ICTの提供によるGHG排出量の削減は、2014年度に保守業務ソリューションや電子カルテシステムなど、GHG排出量の削減効果が大きいソリューションを新たに算定対象に加えた。
 この結果2014年度のGHG排出量削減効果は世界で1397万t、2013年度からの累計で2483万tになった。2015年度末までの累計目標は2600万tだったが、今回3800万t以上に改めた。環境配慮製品の開発と提供は、2013年度に引き続き2014年度に、新規開発する製品の部品点数削減や部品の小型・薄型・軽量化、高密度化による製品の小型化などを進めた。
 新製品の資源効率で2015年度末の目標にした2011年度比20%に対し、2014年度に同33.6%向上して目標に届いたため、同35%以上にした。環境配慮データセンターの推進は第7期で新たに設定した。データセンター全体の消費電力をICT機器の消費電力で割った値「PUE」を可視化するツールの運用を2015年5月に始め、取り組みの拡大を図っている。【富士通(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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