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環境ニュース[国内]

パナソニック、住宅用太陽電池モジュール新製品の受注を開始、無償で25年保証

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.07.27 【情報源】企業/2015.07.27 発表

 パナソニックは、住宅用太陽電池モジュール「HIT」の新製品4種の受注を9月24日から順次始める。標準タイプ「P250α(アルファ)Plus(プラス)」、ハーフタイプ「P120αPlus」と、標準「245αPlus」、ハーフ「120αPlus」で、モジュール機器と出力を無償で25年保証する。2種は独自工法でモジュール間を狭くしてデザイン性も高める。
 最大出力はそれぞれ250W、120W、245W、120W、モジュール変換効率は19.5%、18.1%、19.1%、18.1%となる。現行品の保証期間は機器が15年、出力が20年だが、新製品はどちらも25年にする。機器保証でトップ水準という。一貫生産による高い品質と40年間の品質管理ノウハウの蓄積に加え、今回セル接続技術の開発を進めて25年を実現した。
 P250αPlusとP120αPlusは、モジュールと架台を改良した独自の新工法「PS(プッシュ&スライド)工法」に対応する。モジュール間の隙間が現行工法の約27mmから約7mmになり、屋根の外観を美しくできる。PS工法は、架台フレーム上をスライドする固定金具を使ってモジュールを差し込むだけで取り付けられ、電動工具を不要にした。
 各工程で作業を軽減し、薄い板状のスレート屋根だと設置時間が約半分に短縮できる。荷重・耐風・耐震などの試験で信頼性も確立している。245αPlusは、面積あたりの発電量が大きく高温時の出力低下が少ないHITの高効率技術に新たな技術を合わせ、発電時のロスを低減して出力を高めた。2015年度に4種で5万セットの販売を目標にする。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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