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環境ニュース[国内]

三菱電機、住宅用太陽光発電モジュールの新商品発売、高出力化と設置容量増加

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.07.17 【情報源】企業/2015.07.15 発表

 三菱電機は、国内の住宅用太陽光発電システムで単結晶無はんだ太陽電池モジュールの新商品「マルチルーフ」230Wシリーズ7機種を8月25日に発売する。光透過性の向上と発電ロスの減少で高出力化するとともに、多彩な形状をそろえて屋根への設置容量を増やす。限られた屋根のスペースでより多くの発電量が求められている現状に対応した。
 モジュールの内部で太陽電池セルを保護する表面の封止材に新しい素材を採用し、光透過性を高めた。これまで入らなかった波長域の光も取り込める。セル裏面の封止材は反射率を向上させ、モジュール内部の光を効率的にセルに取り込む。加えて、セルとセルを接続する配線の厚みを25%増やして内部の電気抵抗を減らし、高い出力を実現した。
 長方形のモジュールで公称最大出力を自社の2014年モデルと比べて5W増やし230Wにした。長方形のほか、ハーフ、台形(左用・右用)、スリム、スリムハーフ、積雪域対応長方形の各タイプをラインアップした。ハーフや台形を組み合わせることで屋根の形状に合わせて隙間を減らして設置することが可能で、屋根スペースが無駄なく活用できる。
 工場出荷検査時にモジュールの公称最大出力値以上を確保する独自基準を運用する。JIS(日本工業規格)ではモジュール出力は公称最大出力の90%以上と規定されている。この基準でセルをきめ細かく管理して出力を均一にし、モジュール全体の出力ロスを抑える。長方形は15万1800円、ハーフと台形は7万3900円(いずれも税別)に設定した。【三菱電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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