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NEC、2014年度の環境経営の成果を発表、製品のエネルギー効率を大幅に改善

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2015.07.16 【情報源】企業/2015.07.14 発表

 NECは、「グループ環境経営行動計画2017/2030」の2014年度の進ちょく状況をまとめた。重点目標で2017年度の目標達成に向けて順調に推移している。低炭素の「社会全体のCO2削減にIT(情報技術)ソリューションで貢献」では、CO2排出は1171万tを抑制し、低炭素の「製品のエネルギー効率の改善」は2005年度製品比で91%改善した。
 グループ環境経営行動計画2017/2030は中期目標を2017年度、長期目標を2030年度とし、低炭素化、生態系生物多様性保全に向けた活動の強化、資源循環・省資源の推進で目標を定めた。
 低炭素化の目標である「ITソリューションの提供による社会全体のCO2削減」については、2017年度目標の1500万tに対して2014年度は1171万tの削減を実現した。「製品のエネルギー効率の改善」は2017年度目標である80%を上回る91%を達成した。
 生態系生物多様性保全に向けた活動の強化では、2014年度に生態系生物多様性保全活動に9889人(2017年度目標1万2000人)が参加した。資源循環、省資源の推進は、2017年度に全プラスチック製品へのバイオプラスチック導入を目指し、2014年度は2製品種に適用した。
 一方、2014年7月に公表した気候変動対策への貢献を踏まえた新たな環境経営目標では、2020年度にサプライチェーン(部品供給網)全体のCO2総排出量に対して5倍のCO2削減貢献を策定した。2014年度は1.2倍の貢献だった。NECはITソリューションによる気候変動適応策の貢献量を定量評価する手法の開発を進めていて、一部に適用した。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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