キヤノンMJ、小中学生向け環境サイトを公開、リサイクル体験の出前授業を展開

【環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2015.07.15 【情報源】企業／2015.07.10 発表

　キヤノングループでキヤノン製品・ソリューションの国内マーケティングを行うキヤノンマーケティングジャパン（キヤノンMJ）は、小中学生向けの環境ポータル（入口）サイト「キヤノン環境キッズ」を公開した。併せて、トナーカートリッジのリサイクルが体験できる環境出前授業を全国の小学校で展開し、子供たちの環境への興味を高める。
　キヤノン環境キッズは、生物多様性の重要性や環境活動への理解を深めることを目的に開設した。クイズ形式や漫画で楽しみながら生物多様性や環境について学べる内容にしたほか、子供たちが自らの環境活動の成果を記録するコーナーも設置した。「自然を守ろう」「自然と触れよう」などテーマに沿って写真や文章で簡単に活動が記入できる。
　環境出前授業は7月から行い、プリンターや複写機で使用するトナーカートリッジのリサイクル工程を紹介する。キヤノンMJの社員が工程を説明するとともに実験を通じて子供たちにリサイクルの重要性を伝え、環境配慮への関心を高めてもらう。実施する学校の募集や子供たちの取り組みの様子は、キヤノン環境キッズのサイトで随時公開する。
　環境出前授業の実験は、キヤノンのショールームで開催の夏休み体験型特別イベント「キヤノンキッズパーク2015」で体験できる。キヤノンはトナーカートリッジのリサイクルプログラムを1990年に始めた。2010年からは国内で回収したトナーカートリッジの本数に応じた金額を原資にした環境や生物多様性保全プロジェクトを全国で進めている。【キヤノンマーケティングジャパン(株)】