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環境ニュース[国内]

東芝、L+Gがオランダの電力・ガス大手などからスマートメーター250万台を受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.07.10 【情報源】企業/2015.07.08 発表

 東芝グループでエネルギー管理装置技術のランディス・ギア(L+G)=スイス=は、オランダの電力・ガス大手、アリアンダー、ステッディンはじめ4社から、スマートメーター(通信機能付き電力量計)計250万台を受注した。電力とガスの使用量測定用となる。2016年から2020年に納入する。
 受注したスマートメーターは、アリアンダーとステッディンが管轄する約460万世帯と、同様のエネルギー供給会社、デルタ、ウェストランドの約20万世帯計480万世帯のうち、約125万世帯分にあたる。各世帯に電力、ガス使用量を計測するスマートメーターをそれぞれ設置し、計250万台となる。
 オランダでは2021年までに、国内約700万世帯に電力とガス使用量測定用のスマートメーターを導入する計画がある。L+Gの受注は、そのうち約3分の2の地域を対象にしている。L+Gは世界30カ国以上で3000万台を超えるスマートメーターの納入実績を持ち、今回それが評価されて受注が決まった。
 L+Gは、家庭用のスマートメーター市場で2014年度の世界シェアがトップで、オランダでも既に50%のシェアを占めている。今回の大量受注を弾みに今後も、総合的な課題解決策を一括して提供できる配電系統のソリューションプロバイダーとして世界展開を加速させる。東芝が2011年に買収した。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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