一般財団法人環境イノベーション情報機構
イオン、環境活動「チアーズクラブ」でオーガニックコットンプログラムを開始
【環境一般 CSR】 【掲載日】2015.07.01 【情報源】企業/2015.07.01 発表
イオンは、全国の各店舗を拠点に子どもたちが環境活動などに取り組む「イオンチアーズクラブ」で、「地球にやさしい人にやさしいオーガニックコットンプログラム」を6月28日から順次始める。普段身に付ける衣料品の素材への理解を深める。グループで総合小売業のイオンリテールの衣料品専門店「セルフ+サービス」の商品を取り上げる。オーガニックコットンは農薬・肥料に対する厳格な基準を守って育てられた綿花を指す。このプログラムで子どもたちは、オーガニックコットンができるまでの綿の栽培や商品生産の方法に関し、セルフ+サービスの商品や素材に手を触れながら学ぶ。学習後は実際の店舗でオーガニックコットン製品や、環境・社会貢献の取り組みを見学する。
さらに、東日本大震災の復興支援で福島の綿花の種を購入して育て、福島の生産者に届ける活動にも参加し、オーガニックコットンに親しみながら生産者を支える。セルフ+サービスは、オーガニックコットンや木材パルプを原料にした繊維のテンセルなど、環境に配慮した素材の商品を中心に取り扱い、現在全国で約250店舗を展開している。
2002年から日本で初めての小売業による衣料品回収・リサイクルを行っているほか、暮らしの中で排出されるCO2のうち減らし切れない分を別の場所での削減で埋め合わせる「カーボンオフセット」を推進している。2010年から商品全品をカーボンオフセット対象にした。チアーズクラブは全国に約430あり、約7600人が環境問題を学んでいる。【イオン(株)】