国交省、第１回「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」6月29日開催

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.06.25 【情報源】国土交通省／2015.06.24 発表

　国土交通省は、「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」を6月29日に開催する。
　物流分野におけるＣＯ2排出の大半を占めるトラックは、積載率は４０％程度で下落傾向にあり、また、鉄道・船舶においても一部で積載率が低くなっており、今後一層のＣＯ2排出量削減のためには、ＣＯ2排出量削減に資する積載率の向上を図ることが急務となっている。
　積載率向上の方策として考えられる共同輸配送においては、企業同士の物流に関する情報共有が必須となるが、異業種の企業間においては交流が少なく、そのことが共同輸配送促進の課題となっている。
　国土交通省は、平成２６年度は検討会を３回開催し、マッチング実現のための条件、マッチングシステムで必要な物流情報データベース等について議論を行い、この内容を踏まえて「検証用マッチングシステム」を開発し、荷主・物流事業者１０社程度の参加により２週間程度の試行運用を行っている。【国土交通省】