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環境ニュース[国内]

丸紅、電力子会社が新潟に開発したメガソーラーが商業運転開始、完工式を開催

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.06.25 【情報源】企業/2015.06.22 発表

 丸紅の100%子会社で発電・電力供給事業の三峰川(みぶがわ)電力が新潟県関川村に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)が商業運転を始め、完工式を6月20日に開催した。廃校グランドをはじめ同村の遊休地を活用して建設した。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて東北電力に売電する。
 関川村の2カ所の有休村有地と1カ所の民間遊休地を賃借し、「えちごせきかわ第1発電所」「えちごせきかわ第2発電所」「えちごせきかわ第3発電所」の3カ所の太陽光発電所を設けた。出力はそれぞれ1.349kW、714kW、649kWで合わせて2712kWとなり、年間で260万kWhの発電量を見込む。一般家庭700世帯分の年間消費電力量に相当する。
 関川村にある廃校になった中学校のグラウンドや農場の跡地などの遊休地を太陽光発電所として有効利用する。同村は積雪地域だが、三峰川電力が同様に積雪地の北海道清水町で開発・運営するメガソーラー(5カ所計4273kW)の実績と、50年以上の発電所運転のノウハウを生かし、長期間にわたり安定した運転を行う。
 丸紅と三峰川電力は太陽光、小水力発電所など再生可能エネルギーを中心にする電源開発や運営力に強みがある。丸紅のメガソーラーは大分市の出力約8万2000kW、三重・愛知県の木曽岬干拓地の約4万9000kW、宮城県岩沼市の約2万8300kWが運転を始めた。三峰川電力では今回と清水町のほか福島県いわき市で約2200kWが稼働している。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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