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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、環境教育プログラムを展開する「トヨタ白川郷自然学校」10周年

環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2015.06.16 【情報源】企業/2015.06.12 発表

 トヨタ自動車が運営して環境教育プログラムを展開する施設「トヨタ白川郷自然学校」(岐阜県白川村)が開校10周年を迎える。2005年4月の開校以来、豊かな自然の下で「自然との共生」「地域との共生」をテーマに自然体験プログラムを提供し、10年で延べ15万5000人が訪れた。今後プログラムを拡充して自然体験型の環境教育を強化する。
 トヨタが進める環境保全と自然共生社会構築に向けた取り組みの一環として白川村や環境NGO(非政府組織)の協力で開設した。敷地約172haでセンターハウス、セミナーハウス、ゲストハウス、温泉棟を備える。センターハウスはショップ、レストラン、セミナーハウスは催事ホール、研修室などがあり、ゲストハウスは約100人が宿泊できる。
 世界遺産「合掌造り集落」がある白川郷が近く、白山ろくの自然の中で白川郷を訪問する人たちや将来を担う子供たちに環境プログラムを提供するとともに、野生生物の生態調査や森林保全活動を行ってきた。個人、家族と企業研修・ゼミ・学校などの団体を対象に、1時間から長期滞在向きまでさまざまなプログラムを季節ごとに用意している。
 自然環境の中で楽しむ、環境問題を学ぶ、など参加者の要望に応じた研修プランの組み立てもできる。今後は近年の環境意識の高まりを受け、「共育」を新たなテーマに掲げ、これまでの自然との共生を考えるきっかけづくりから、共生に向けて自ら理解して行動できる人材の育成を目的に環境教育を強化する。記念式典を6月14日に開催した。【富士電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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