三菱電機、体感型スマートハウスを京都製作所に開設、省エネで快適な生活提案

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.06.15 【情報源】企業／2015.06.10 発表

　三菱電機は、体感型スマートハウス（環境配慮型次世代住宅）「三菱ENEDIA（エネディア）ハウス京都」を京都製作所（京都府長岡京市）に6月11日開設した。省エネで便利・快適な生活の提案を充実させる。三菱電機にとって西日本地区で初めてで、住宅エネルギー管理システム（HEMS）とつながる製品の連携強化を図る。
　年間のエネルギー収支ゼロを目指すZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）に対応する住宅づくりが加速している。創エネ・蓄エネ・省エネによる高度なエネルギー管理に加え、高気密・高断熱などZEH住宅の特性に応じた換気と空調の連携による快適性向上などが求められていることから、エネディアハウス京都を設置した。
　エネディアハウス京都は3階建て、延べ床面積176.24m2だ。電気自動車（EV）用パワーコンディショナーを使ったEVから住宅への電力供給（V2H）システムと太陽光発電システム、HEMSでのエネルギーの自立生活や、リビング、ダイニング、キッチン、浴室などでHEMSと換気・空調機器の連携運転による快適な空間が体感できる。
　京都製作所にはスマートハウス関連技術の開発拠点「HEMS開発センター」がある。神奈川県鎌倉市の情報技術総合研究所内の「三菱ENEDIAハウス大船（旧大船スマートハウス）」に続いて、エネディアハウス京都を設けた。エネディアは三菱電機が展開しているスマートハウスソリューションのトータルブランドで、エネディアハウスの展開で認知度を高める。【三菱電機(株)】