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環境ニュース[国内]

富士電機、ドイツのコージェネメーカーと販売契約締結、電力安定化事業を強化

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.06.02 【情報源】企業/2015.05.28 発表

 富士電機は、ドイツのコージェネレーション熱併給発電)システムパッケージメーカーである2Gと、同社のガスエンジンコージェネシステムの販売契約を締結した。自社が展開する各種製品に2Gのコージェネシステム製品を加えることで従来以上に幅広い提案が可能になり、世界規模で電力安定化ソリューション事業の強化を図る。
 2Gは世界20カ国・4000台以上の稼働実績があるコージェネシステムのパッケージメーカーで、1995年に設立された。コージェネシステムは、発電の際に発生する熱や蒸気を工場の空調や生産工程などに有効活用する。今回、600〜2000kWの容量帯で日本の独占販売契約を結んだほか、海外で50〜2000kWが販売できるようになった。
 富士電機は燃料電池、無停電電源装置(UPS)など電源製品や熱空調制御、電力監視、エネルギー管理システムなどをニーズに応じて組み合わせ、パッケージで提供している。こ富士電機れに2Gのコージェネシステムを合わせてソリューションを展開する。2Gのシステムはトップ水準の発電効率を誇り、電力安定化と省エネを実現する。
 国内で分散型エネルギーシステムの構築や設備の省エネが進み、海外では東南アジアを中心に工業団地などで電力安定化や電源品質向上への要求が広がっている。こうした状況を受けて富士電機は、国内外の食品、半導体、自動車などの工場や病院、データセンター、商業施設、地域エネルギーセンターなどに向けて事業を展開する。【富士電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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