東京ガス、「クールシェア」に参加、企業館とショールームを「スポット」登録

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.06.02 【情報源】企業／2015.05.28 発表

　東京ガスは、環境省が推進する「クールシェア」に賛同して参加する。東京都内の2カ所の企業館とショールーム1カ所の計3カ所を多くの人が涼しさを分け合う場所の「クールシェアスポット」として6月1日に登録し、9月30日まで展開する。気軽に立ち寄って展示を見ながら涼める施設を提供して来場者の増加にもつなげる。
　クールシェアスポットに登録するのは、「がすてなーに ガスの科学館」（東京・江東区）、「ガスミュージアム」（東京都小平市）の企業館2カ所と、東京ガス新宿ショールーム（東京・新宿区）だ。2つの企業館ではスポット期間中の7、8月にそれぞれイベントを開催し、通常の展示と合わせて楽しめるようにする。
　がすてなーに ガスの科学館は7月18日〜8月23日に「エネルギーについて知る、学ぶ（仮）」をテーマに体験型プログラムなどを実施する。土、日曜は特別プログラムを行う。ガスミュージアムは7月18日〜8月30日の毎日、オリジナルのジグソーパズルや塗り絵のイベントを開く。詳細が決まり次第、ウェブサイトで紹介する。
　クールシェアスポットに登録する3カ所は、ガス冷房や地域冷暖房システムといった都市ガスを利用する空調を導入していて、ピーク電力を削減する。クールシェアは、夏の暑い日に1人1台のエアコン使用をやめて涼しい場所を分け合い、冷房の電力を減らす取り組みで、人が集まって涼める場所をクールシェアスポットと呼ぶ。【東京ガス(株)】