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環境ニュース[国内]

SGホールディングス、グループが「カーボン・ニュートラル計画」登録、業界初

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.05.11 【情報源】企業/2015.05.01 発表

 佐川急便を中核とするSGホールディングスグループで引っ越し輸送のSGムービングが「カーボン・ニュートラル計画」に登録された。引っ越し業界で初めてのこと。環境省の「カーボン・ニュートラル認証モデル事業」に2013年12月に採択されて認証取得に向けた計画を立案し、カーボン・ニュートラルを達成する計画と認められた。
 カーボン・ニュートラルは、企業が事業活動などで排出する温室効果ガスの削減努力を行うとともに、削減が困難な部分の全てを他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)する取り組みを指す。同認証モデル事業はカーボン・ニュートラルの普及促進を狙いに、認証取得を目指す事業者に対して業務費用を支援する。
 SGムービングの計画は、全国13カ所の営業所のうち東京都心部を主なエリアにする東京営業所(東京・江東区)と本社(同)を対象にする。引っ越しをはじめとした全事業領域で環境性能が高いCNG(圧縮天然ガス)トラックの導入や、環境に配慮した運転の推進などで温室効果ガス削減努力を行い、残りの排出量をオフセットする。
 環境に配慮した運転では、急発進や急停止をせず、運転技術の指導による燃費の向上を徹底する。加えて事務所での省エネ活動も進める。オフセットは、森林経営や植林といった森林関連プロジェクトで温室効果ガス吸収量の増大を図る森林吸収系J−VERなどを活用する。基準年は2011年3月〜2012年3月で、温室効果ガス排出量は382tとした。【SGムービング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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