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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、オリックスと栃木県那須烏山市に開発したメガソーラーが運転開始

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.04.23 【情報源】企業/2015.04.21 発表

 JFEエンジニアリングがオリックスと栃木県那須烏山市に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「那須烏山上川井太陽光発電所」が5月1日に運転を始める。共同で出資する事業会社、那須烏山上川井ソーラーが20年間発電事業を実施する。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、発電量の全量を東京電力に売電する。
 那須烏山上川井太陽光発電所は13.5MW(1万3500kW)の出力規模がある。約26万7000m2の土地に5万2944枚太陽電池パネルを取り付けた。年間で1万4615MWh(1461万5000kWh)の発電電力量を予想している。これは一般家庭約4060世帯の年間消費電力量に相当する。那須烏山上川井ソーラーが複数の地権者から土地を賃借して発電事業を行う。
 那須烏山上川井ソーラーは、JFEエンジが14.9%、オリックスが85.1%出資している。JFEエンジが太陽光発電所の設計・建設を手掛けた。オリックスは出資金以外に必要な資金の調達などを含むアセットマネジメント(資産管理・運用)を担当した。発電所には那須烏山市の企業誘致・立地支援制度が適用され、企業立地奨励金を受ける。
 JFEエンジは太陽光発電に関し、自らの発電事業と、設備の設計・建設を展開している。発電事業では自社が100%出資して売電している発電所は全国に8カ所、出力規模は計39.4MW(3万9400kW)となる。ほかに今回のような共同出資事業がある。自社の事業と設計・建設を合わせた受注は、100カ所以上で累計500MW(50万kW)を超えている。【JFEエンジニアリング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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