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環境ニュース[国内]

二国間クレジット制度(JCM)パラオで初のプロジェクト登録

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.04.21 【情報源】環境省/2015.04.21 発表

 環境省は、4月21日パラオのコロールで開催された二国間クレジット制度(JCM)に関する第3回日・パラオ合同委員会において、JCMプロジェクトが1件登録されたと公表。
 このプロジェクトは、変換効率の高い太陽電池モジュールを採用し、高効率の太陽光発電システムを設置。さらに、発電量、日射量及びモジュール温度等を常時測定するモニタリングシステムを導入することにより、故障診断等を含めた適切な維持管理が可能なシステムを導入している。
 想定される2020年までのCO2排出削減量は、合計で1,594 tCO2となる。
 二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)は、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価し、日本の削減目標の達成に活用するもの。日本は現在、12か国(モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ)との間で二国間クレジット制度を実施している。【環境省】

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