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環境ニュース[国内]

日本アジアグループの琉球国際航業のメガソーラーが沖縄県で完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.20 【情報源】企業/2015.04.16 発表

 日本アジアグループ傘下で社会インフラ整備・運用コンサルティングを手掛ける国際航業の子会社、琉球国際航業の大規模太陽光発電所(メガソーラー)「糸満ソーラーウェイ」が完成した。日本アジアグループとして同県で初めての大規模太陽光発電事業で、民間が保有する沖縄県糸満市の遊休地を活用して造った。
 糸満ソーラーウェイは敷地面積1万1977m2で1039kW(1.039MW)の出力がある。中国サンテックパワーの太陽電池パネルと日立製作所のパワーコンディショナー(電流変換器)を採用した。一般家庭約350世帯の年間使用電力量にあたる160万kWhの年間発電電力量を見込んでいる。CO2削減効果はスギの木約7万700本分の年間1000tを見込む。
 土地を賃借して発電事業を行い、発電電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて沖縄電力に全量売電する。琉球国際航業は国際航業が2008年に設立した。沖縄県内の事業に特化し、国際航業と同様に地理情報システムを活用し、環境・エネルギー、防災・減災などの視点からコンサルティングを実施している。
 日本アジアグループは固定価格買い取り制度を受けて全国各地で太陽光発電事業を進め、これまでに出力計4万5000kW(45MW)近い設備が完成・稼働している。沖縄県では傘下の別の企業が、うるま市の環境配慮型ビルの屋上に設置した49.5kWの太陽光発電システムで売電しているが、メガソーラーによる発電事業は初めてとなる。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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