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環境ニュース[国内]

住友商事、電力子会社がJ:COMと一戸建て・小規模集合住宅に電力サービスを実施

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.04.09 【情報源】企業/2015.04.03 発表

 住友商事が100%出資する電力子会社、サミットエナジーは、ケーブルテレビ、インターネット接続のジュピターテレコム(J:COM)とともに、一戸建て・小規模集合住宅向けに電力サービスを実施する。現在展開しているマンション向け電力一括受電サービス「J:COM電力」を拡大する。電力小売りの全面自由化を受け、2016年4月をめどに始める。
 J:COMには住友商事とKDDIが出資している。J:COM電力は、約50戸以上のマンションを対象に2012年12月にサービスを始めた。マンション単位で一括契約し、居住者に従来の電力会社より安く電力を提供する。サミットエナジーがJ:COMに電力を供給している。小売り全面自由化で一戸建て・小規模集合住宅にも販売できるため、手掛けることにした。
 J:COMサービスエリアの一戸建て・小規模集合住宅を対象に低圧電力を小売りする。J:COMの放送・通信サービスとセットで加入することで、従来の電力会社より割安な料金体系にする。詳細は今後決める。マンション向け電力一括受電サービスと同様、J:COMが顧客への販売や問い合せへの対応を行い、サミットエナジーが電力調達・需給調整を担当する。
 サミットエナジーは、持ち分出力47MW(4万7000kW)の国内2カ所の風力発電所による電力会社への電力販売に加え、同115MW(11万5000kW)の3カ所の火力発電所を中心に約1900件の特別高圧・高圧需要家へ電力を供給している。J:COMは、約505万世帯にケーブルテレビ、インターネット接続サービスなどを提供し、敷設工事終了世帯は約1939万に及ぶ。【サミットエナジー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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