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環境ニュース[国内]

丸紅、国内の住宅向け太陽光発電システム販売に本格参入、パッケージにして展開

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.03 【情報源】企業/2015.03.31 発表

 丸紅は、国内の住宅向け太陽光発電システム販売事業に本格的に参入する。太陽電池パネル、パワーコンディショナー(電流変換器)、架台をパッケージにして住宅メーカーや工務店、施工会社などを中心に4月に展開を始める。販売する太陽光発電システムには丸紅が保証を付与する。関連事業のノウハウや価格競争力を強みにする。
 丸紅は太陽電池パネルの原材料や部品の取引を約20年間行っている。高品質で低価格を実現する機器選定などのノウハウを蓄積し、メガソーラーを中心に日本で累計約700MW(70万kW)の太陽電池パネルを販売した。住宅向け太陽光発電の伸びが見込まれることから、経験や販売・施工ネットワークを活用して本格参入することにした。
 これまで丸紅は住宅向けに太陽光発電システムの架台は販売していたが、システム全体をパッケージにまとめて展開するのは初めてという。太陽電池パネルは、ハンファQセルズ、JAソーラー製、パワーコンディショナーは、オムロン、SMAソーラーテクノロジーの製品を取り扱い、ニーズに応じて組み合わせ、パッケージにして提供する。
 住宅向け太陽光発電システム市場は堅調に推移している。経済産業省が推進するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)支援事業の補助金対象になっていて、今後も新築を中心に市場の拡大が期待される。ZEHは一次エネルギー消費量を正味(ネット)ゼロにする住宅を意味する。丸紅は3年後に売り上げ100億円の目標を設定した。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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