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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下の2社が埼玉県行田市に開発したメガソーラーが完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.03 【情報源】企業/2015.03.30 発表

 日本アジアグループ傘下で社会インフラ整備・運用コンサルティングの国際航業と、同じく傘下のJAG国際エナジーが埼玉県行田市に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「行田ソーラーウェイ」が完成した。JAG国際エナジーは太陽光発電施設開発・運営・コンサルティングを手掛けている。市と基本協定を締結し、市が所有する土地を有効活用して建設してきた。
 行田ソーラーウェイは、行田市と羽生市との市境に位置する南北約500mの細長い土地、約3万2000m2に東芝の太陽電池パネル9576枚を取り付けた。約2.4MW(2400kW)の出力があり、年間で270万kWhの発電電力量を見込んでいる。一般家庭約720世帯の年間消費電力量にあたり、CO2削減量はスギの木10万本に相当する約1400tとなる。
 建設地は日射量が豊富で安定した発電が期待できるという。土地使用料を市に支払って発電事業を行う。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を東京電力に売電する。JAG国際エナジーが発電所の運営を担当し、国際航業は市と連携して見学設備を利用した環境学習会や見学会などを実施する。
 今後、地域とともに行田ソーラーウェイを活用したまちづくりの取り組みを進める。日本アジアグループは固定価格買い取り制度を受け、全国で太陽光発電事業を推進し、これまでに40MW(4万kW)を超える発電設備が完成・稼働した。建設中を含む開発中の案件は約110MW(11万kW)あり、さらに約370MW(37万kW)分で交渉している。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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