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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、沖縄に開発したメガソーラーが送電開始、自社で最大出力

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.01 【情報源】企業/2015.03.27 発表

 JX日鉱日石エネルギーが沖縄県うるま市に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「うるまメガソーラー発電所」が送電を始めた。自社グループの全国の遊休地を活用して展開する太陽光発電事業の10カ所目で、最大の出力がある。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて沖縄電力に全量を売電する。
 うるまメガソーラー発電所は、JXエネルギーが65%、コスモ石油株が35%出資する原油貯蔵・受け払いの沖縄石油基地の敷地内遊休地に建設した。利用する予定がなかった土地16万m2の面積を使った。同社から土地を借りて発電事業を行う。12MW(1万2000kW)の出力があり、一般家庭4000世帯の年間使用電力量に相当する発電電力量を見込む。
 3月23日に送電を開始し、3月27日に敷地内で完工式を開いた。JXエネルギーは、さまざまなエネルギーを供給する「総合エネルギー企業」を目指し、2012年7月の固定価格買い取り制度の導入後、遊休地にメガソーラーを造って太陽光発電事業を進めている。10カ所目のうるまメガソーラー発電所を加え、発電出力は28.2MW(2万8200kW)に拡大した。
 今後、11月に秋田県男鹿市の「男鹿メガソーラー発電所」(約2.4MW=2400kW)が送電を始める。そのほか埼玉県朝霞市の「朝霞メガソーラー発電所」(約1MW=1000kW)、広島市南区の「広島メガソーラー発電所」(約1.2MW=1200kW)、茨城県日立市の「日立メガソーラー発電所」(約2MW=2000kW)の3カ所が2016年3月の送電開始を予定している。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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