亜種ヤエヤマイシガメを含む種ミナミイシガメの輸出に係る助言に関する意見募集開始

　環境省は、当分の間、ワシントン条約附属書II載種であるミナミイシガメ（亜種ヤエヤマイシガメを含む）の輸出申請に対して、ワシントン条約の科学当局として「当該輸出が当該動植物の種の存続を脅かすものでない」旨の助言を一律に行わないことを検討しています。この案について広く意見を集めるため、本日から4月10日（金）までの間、郵送、ファックス及び電子メールにより、意見を募集する。
　自然分布域におけるヤエヤマイシガメの推定個体数は、今般環境省が行った調査により約33,000個体ということが明らかとなりました。これに対し、平成25年8月以降、約6千個体が輸出されており、種の存続を脅かす過剰な利用と考えられている。【環境省】