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環境ニュース[国内]

日本製粉、廃棄物処理関連の取り組みで「食品産業優良企業等表彰」農水大臣賞

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2015.03.17 【情報源】企業/2015.03.11 発表

 日本製粉は、廃棄物処理関連の取り組みに関して「第36回食品産業優良企業等表彰」の環境部門(食品リサイクル推進タイプ)で農林水産大臣賞を受賞した。「食品リサイクル・ループ」として実施している活動が、資源の有効利用を可能にするとして評価された。東京・千代田区で3月10日に開かれた表彰式でたたえられた。
 食品リサイクル・ループは食品リサイクル法に基づく。日本製粉は2013年12月に農林水産、環境大臣から「再生利用事業計画(食品リサイクル・ループ)」の認定を取得した。名古屋工場・中部技術センター(名古屋市港区)、大阪工場(大阪市大正区)、神戸甲南工場・西部技術センター(神戸市東灘区)の廃棄物を使う。
 3工場から出る小麦粉、プレミックス(混合物)、パン、菓子、麺類のくずなどの食品残さを食品リサイクル事業会社が液体飼料に加工し、その飼料で育てたブタの肉を3工場の社員食堂で提供する。日本製粉は製粉・食品製造時の廃棄物処理対策を講じ、2011年度からグループの再資源化率98%を達成している。
 食品産業優良企業等表彰は、一般財団法人の食品産業センターと公益財団法人の食品流通構造改善促進機構が共催して毎年行っている。環境部門は食品リサイクル推進、容器包装リサイクル推進、省エネ等環境対策推進の3部門で、大臣賞と局長賞がある。食品リサイクル推進は、食品循環資源再生利用などを対象にしている。【日本製粉(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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