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環境ニュース[国内]

山形県 天童量水所小水力発電所営業運転開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.03.11 【情報源】地方自治体/2014.12.26 発表

 山形県が水道施設に整備を進めていた天童量水所小水力発電所(天童市)が完成し、営業運転を開始した。
量水所は、浄水場から配水池に供給する水道水量を計測する施設。同発電所は、西川浄水場(西川町)から天童市八幡山配水池を結ぶ送水管の落差(最大22m)を利用して発電を行う。最大出力は35kW。年間発電電力量は一般家庭約80世帯分の年間消費電力量に相当する約25万kWh。
 発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき全量を東北電力に売電し、年間850万円程度の収入を見込む。事業費は約1.5億円で、固定価格買い取り期間の20年間で投資額を回収するという。
 同発電所は、東日本大震災後に山形県内で新規に導入した小水力発電所では5カ所目で、水道施設に導入された発電所としては4カ所目。水道用水供給事業の送水管は、流量がほぼ一定のため、発電設備の設備利用率が高くなるという。県は同発電所の運転により、年間140トンの二酸化炭素(CO2)排出量削減効果があると試算している。企業局公営事業課 TEL:023-630-2344 【山形県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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