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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下が埼玉県羽生市の太陽光発電所を増設、高稼働を評価

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.03.02 【情報源】企業/2015.02.25 発表

 日本アジアグループ傘下で不動産開発・エネルギーソリューションサービスの国際ランド&ディベロップメント(国際L&D)は、埼玉県羽生市で稼働中の太陽光発電所「羽生市太陽光発電所」の増設工事を行い、完了した。1月に運転を始めた。同社が手掛けて2014年1月から運転している既存設備の高い稼働状況が評価されて規模を拡大した。
 羽生市太陽光発電所は羽生市の公募で国際L&Dが採択された事業で、市有地に国際L&Dが太陽光発電所を造って市に5年間賃貸した後、所有権を市に移転する。国際L&Dは20年間、発電所の運営管理(O&M)を担当する。稼働が計画を上回ったことと、パワーコンディショナー(電流変換器)が利用できる利点から、隣接する市有地に増設した。
 増設分は面積約1567m2で出力は約104kWとなる。東芝製の太陽電池パネルを採用した。敷地面積が限られていたため、パワーコンディショナーと太陽電池モジュール全体のバランスなどを踏まえ、モジュール架台を通常より傾けて20度で設置するなど発電効率を上げる工夫を施した。既存設備と合わせると出力は632kW、敷地は約8567m2になる。
 年間の発電電力量は、増設した分の約11万4800kWhを加えて約69万7800kWhを見込んでいる。出力632kWの設備は、一般家庭に設置する太陽光発電システムの約185世帯分に相当する。日本アジアグループは自らの売電事業のほか、今回のような太陽光発電所の開発およびO&M受託事業も展開し、2月18日現在で5万7000kW(57MW)の設備が稼働している。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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