一般財団法人環境イノベーション情報機構
富士通、子会社のPFUがイメージスキャナーで業界で初めて「エコマーク」取得
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2015.02.27 【情報源】企業/2015.02.23 発表
富士通子会社でソリューション・イメージビジネスのPFUは、イメージスキャナー製品「ScanSnap(スキャンスナップ)シリーズ」「fiシリーズ」で業界で初めて公益財団法人日本環境協会の「エコマーク」を取得した。3R(リデュース・リユース・リサイクル)設計や省エネ性能などの環境配慮への取り組みが認められた。イメージスキャナーは紙に書かれた文字や絵、写真などを読み取ってパソコンに転送し、画像データとして取り込む装置を指す。イメージスキャナーのエコマーク認定は2014年12月に始まり、PFUの製品が認定第1号だ。個人・ビジネスパーソン向けのスキャンスナップは2機種、業務用のfiシリーズは5機種が対象になった。
これらの製品は、3Rに配慮した設計▽オフィス機器の国際的省エネ制度、国際エネルギースタープログラムに適合する省エネ性能▽RoHS指令、REACH規則といった欧州の化学物質規制への対応▽資源循環、省資源、省エネ等に関わる情報のユーザーへの開示−−が評価された。PFUは今後も環境に配慮した製品開発を進める。
エコマークは、生産から廃棄までライフサイクル全体で環境負荷が少なく環境保全に役立つと認められた製品・サービスに付けられる環境ラベルで、環境と地球の英語の頭文字「e」を表した手が地球を包み込む姿がデザインされている。消費者が環境を意識した商品を選択でき、関係企業の環境改善努力を促すこともできる。【(株)PFU】