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環境ニュース[国内]

パナソニック、LED非常用照明器具を拡充、オフィスやマンションなど幅広く対応

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.02.20 【情報源】企業/2015.02.18 発表

 パナソニックは、LED(発光ダイオード)非常用照明器具の品種を拡充して3月1日から順次、発売する。オフィスやマンション、店舗など幅広い用途に対応する。建物全体の照明を省エネ性能に優れるLEDに置き換えできる。一体型LED、直管LEDランプ搭載のベースライト、専用型など計70機種を投入する。従来製品と合わせると104機種を数える。
 一体型LEDベースライトは、常用照明器具(一般タイプ)と同じ形状・断面のデザインのため、オフィスに違和感なく設置できる。従来の光源と同等以上の非常時配光性能がある。蛍光灯と比較して40形は約42%、20形では約45%節電でき、初期・運用コストはそれぞれ約2.6年、約0.2年で蛍光灯と同額だ。その後のコストは安くなる。
 直管LEDランプ搭載のベースライトは、新たに40形2500Lm(ルーメン)と20形1200Lmタイプを加えた。このうち20形1200Lmの防湿・防雨型はマンション共用部の開放廊下に利用でき、既存の32形蛍光灯と比べて約28%節電できる。専用型は防湿・防雨型、クリーンルーム向け、食品工場や学校給食室など衛生環境用、断熱・遮音施工用を追加した。
 新製品は全て「国土交通大臣認定制度」に基づいている。パナソニックは業界で初めて認定を取得したLED非常用照明器具34機種を2014年11月に発売した。今回品ぞろえを増やし、さまざまな建物や場所で利用できるようにした。建築基準法で定められる非常用光源は白熱灯と蛍光灯に限られているが、同制度を利用することで製品が販売できる。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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