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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、JAG国際エナジーが新潟に開発のメガソーラー完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.02.17 【情報源】企業/2015.02.12 発表

 日本アジアグループ傘下で太陽光発電施設開発・運営・コンサルティングのJAG国際エナジーが新潟県上越市に開発したメガソーラー(大規模太陽光発電所)「上越柿崎ソーラーウェイ」が完成した。このほど落成式を実施した。同グループにとって北信越地区(北陸3県と新潟、長野県)で初めてのメガソーラーで、効率的な発電を目指して設置した。
 上越柿崎ソーラーウェイは、民間所有の約4万m2の遊休地を活用して出力約2300kW(2.3MW)の太陽電池パネルを取り付けた。年間で237万8000kWhの発電電力量を予想する。これは一般家庭660世帯の年間電力消費量にあたる。発電電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用し、東北電力に全量売電する。土地保有者には使用料を支払う。
 日本アジアグループは全国でメガソーラーの開発を手掛けているが、北信越地区での建設は初めてだった。同地区は日本海側に位置するため、太平洋側と比べて日射量が少ないうえ積雪がある。このためグループが持つ多くのメガソーラー開発の経験やノウハウを生かし、パネルの高さや角度を調節するなど最適で効率良く発電できるように工夫した。
 上越柿崎ソーラーウェイでもグループの他のメガソーラーと同様、地域住民と施設を活用したちまちづくりを進める。日本アジアグループは固定価格買い取り制度を受けてメガソーラーの開発を推進し、同じ傘下で社会インフラ整備・運用コンサルティングの国際航業が担当した分も含め、これまでに国内で計約4万kW(40MW)が完成・稼働している。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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