風力発電所のリプレースにおける環境影響評価手法の合理化に関する検討報告書公表

　環境省は、老朽化した風力発電設備を新しい設備に更新する事業に係る環境影響評価手法の合理化に関して、専門家による検討結果を取りまとめた、「風力発電所のリプレースにおける環境影響評価手法の合理化に関する検討報告書」を公表する。
　報告書は、[１]検討の目的、[２]リプレースの現状と計画等、[３]検討の基本的考え方、[４]モデルケースの設定及び環境影響の検討、[５]合理化検討する環境影響評価項目の選定、[６]環境影響評価項目の合理化条件及び合理化手法の検討、[７]　留意事項及び今後の課題で構成されている。
　風力発電所のリプレースは、技術の進展に伴い、設備利用率の向上が見込まれるとともに、既存の風力発電所は風力の良い地域に立地していることが多く、再生可能エネルギーの供給力の維持又は増大に寄与すると考えられている。【環境省】