一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ダイキン工業、新冷媒を初採用した少人数世帯向けのヒートポンプ給湯機を発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.01.29 【情報源】企業/2015.01.26 発表

 ダイキン工業は、省エネ型の新しい冷媒「HFC32(R32)」を世界で初めて採用したヒートポンプ給湯機「ネオキュート」を2月20日に発売する。ルームエアコンに使用するR32の冷媒制御技術を基に小型・軽量のヒートポンプユニットを新たに開発した。少人数世帯向けのこの商品によって、ルームエアコンと同等の設置の自由度と施工性を備える。
 ネオキュートはR32冷媒ヒートポンプ式の電気給湯機を総称する愛称で、自然冷媒(CO2)ヒートポンプ式電気給湯機は「エコキュート」だ。ダイキンは、4人以上の世帯を中心に使われているエコキュートに加え、今回3人以下の世帯向けにネオキュートを新たにラインアップし、省エネ性に優れるヒートポンプ給湯機の普及拡大を図る。
 R32は温暖化の影響が低くエネルギー効率に優れているため、ダイキンはルームエアコンに採用している。ネオキュートのヒートポンプユニットはルームエアコン室外機をベースにして、壁面や屋根にも据え付けられるようにした。ヒートポンプユニットと貯湯ユニットを冷媒配管で接続することで、最大12mの高低差や同20mの長さの配管に対応する。
 季節や家族構成で変化する使用湯量を1週間ごとに学習し、パターンを想定して無駄なく沸き上げる「スマートおまかせ運転」や、保温運転を効率化して省エネ性を高める「エコふろ保温」を搭載する。エコキュートが普及する一方、3人以下の世帯が一戸建ての約60%を占めることから、使用湯量が少ない家庭用にネオキュートを投入する。【ダイキン工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク