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環境ニュース[国内]

サントリー食品インターナショナル、国産最軽量のPETボトルキャップ導入

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.01.22 【情報源】企業/2015.01.19 発表

 サントリーホールディングス傘下でソフトドリンクのサントリー食品インターナショナルは、直径28mmで国産最軽量のPETボトルキャップを常温無菌充てん製品に導入する。まず1月に榛名工場(群馬県渋川市)で着手し、順次拡大する。ポリエチレン樹脂の使用量を減らすことで、CO2排出量を削減する。
 最軽量のPETボトルキャップは、茶飲料の「伊右衛門」「サントリーウーロン茶」や、機能性飲料「GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)」などの製品に使う。これまでの2.65〜2.75gから2.04gへ約25%軽量化した。水飲料「サントリー天然水」の専用キャップは、2008年に直径30mmで2.05gを達成している。
 サントリー食品インターナショナルが推進する環境負荷低減の取り組みの一環で、軽量化によってポリエチレン樹脂使用量が減り、年間で約2100tのCO2排出量が削減できる。既存の充てん設備の改造費を最小限に抑え、国内のどこでも使用できる業界標準を目指してキャップメーカーと協働して設計した。
 標準化すると震災など不慮の事態が発生しても各メーカーの製品供給に対応できる。サントリー食品インターナショナルは今後も容器に関連する環境対策を積極的に進める。伊右衛門、サントリーウーロン茶は2014年1月に、ミネラルウォーターを除いて国産最軽量31.3gの2LのPETボトルを導入している。【サントリー食品インターナショナル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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