一般財団法人環境イノベーション情報機構
アサヒビール、環境プログラムが「青少年の体験活動推進企業表彰」で受賞
【環境一般 CSR】 【掲載日】2015.01.20 【情報源】環境省/2015.01.13 発表
アサヒビールが高校生に実施している環境プログラム「日本の環境を守る若武者育成塾」が、文部科学省主催の2014年度「青少年の体験活動推進企業表彰」で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。優れた実践活動と認められた。若武者育成塾は2006年から毎年企画・開催し、2014年で9期になる。これまでに221人の高校生が参加している。若武者育成塾は、環境問題に高い関心を持ち環境保全に自ら行動したいと考える高校生に対し、実践する場を提供するプログラムで、論文の審査で選ばれた高校生が夏合宿に参加する。合宿は、体験学習、工場の環境への取り組み見学や、環境の現場に携わる人の活動などを知り、環境問題について肌で感じるもらう機会と位置付けている。
参加した高校生は地元に戻った後、自身が考えた環境保全活動を実践する。アサヒビールはこのプログラムで、社会課題と向き合って解決する力を身に付けた若武者の育成を目指している。2014年度の「環境白書」にも「+ESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクト」登録活動の1つとして取り上げられている。
青少年の体験活動推進企業表彰は、青少年の体験に関する優れた実践を行っている企業をたたえ、活動を推進することを目的にする。企業が主催する生活・文化、自然、社会体験が対象になる。表彰式とシンポジウム「企業社会に教育CSRは拡がるか?」が2月5日に東京・大手町の日経ホールで開かれ、アサヒビールの常務が受賞講演を行う。【アサヒビール(株)】