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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下が滋賀県東近江市に開発したメガソーラー完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.01.15 【情報源】企業/2015.01.09 発表

 日本アジアグループ傘下で太陽光発電所開発・運営のJAG国際エナジーが滋賀県東近江市に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「東近江ソーラーウェイ」が完成した。同県では同じグループ傘下で社会インフラ整備・運用コンサルティングを手掛ける国際航業が、一般廃棄物最終処分場を活用した太陽光発電事業者に採択された。
 東近江ソーラーウェイは地元自治会の遊休地に造った。約4万1500m2の面積があり、東芝の太陽電池パネルを9576枚取り付けた。出力は約2.4MW(2400kW)で、一般家庭約700世帯の年間消費電力に相当する約253万kWhの年間発電量を見込む。発電電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて関西電力に全量売電する。
 最終処分場活用の太陽光発電事業は、長浜市と米原市で組織する湖北広域行政事務センターが募った。2014年度末に埋め立てが終了する長浜市の処分場に太陽光発電施設を設置して運営管理を行う事業者に、国際航業を選んだ。12月22日に基本協定を締結した。3月に本協定を結び、6月の工事着手と12月の発電事業開始を予定している。
 約2万1000m2の面積に出力約850kWの発電設備を設置する。一般家庭300世帯の年間消費電力量にあたる約87万kWhの年間発電電力量を想定する。発電状況表示パネルを設けて環境学習を行うほか、災害時の非常電源に使えるように自立運転型パワーコンディショナー(電流変換器)などを併設するとともに移動可能な蓄電池を導入する。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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