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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、八戸と釧路のLNGターミナルにLNG船が初入港し総合試運転を開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.01.15 【情報源】企業/2015.01.08 発表

 JX日鉱日石エネルギーのLNG大型輸入基地「八戸LNGターミナル」(青森県八戸市)と、LNG基地「釧路LNGターミナル」(北海道釧路市)にLNG船が初めて入港し、それぞれ4月に予定する操業開始に向けて総合試運転を始める。八戸への第1船はマレーシアから約6万tのLNGを輸送してきた外航船で、1月8日に入港した。釧路は1月13日に受け入れる。
 八戸LNGターミナルは八戸港河原木地区ポートアイランドに位置し、9万3000m2の敷地面積がある。14万kLのLNGタンク2基と、LNG外航船受け入れ、LNG内航船出荷、LNG気化、タンクローリー出荷などの設備を備える。第1船の入港を受け、各種の設備や機器の機能確認と総合調整を行う。第1船は全長約280m、全幅約43m、総トン数約9万tだ。
 釧路LNGターミナルは敷地面積4万5000m2で、釧路市西港の旧新日本石油釧路西港油槽所跡地に設けた。1万kLのLNGタンク1基と、LNG内航船受け入れ、LNG気化、タンクローリー出荷などの設備がある。八戸からの内航船でLNGを受け入れて操業を始める。第1船の内航船を受け入れた後、八戸と同様に設備や機器の機能確認と総合調整を実施する。
 4月の操業開始後は、八戸LNGターミナルと釧路LNGターミナルを出荷拠点に、産業用を中心に需要拡大が見込まれる東北地域と北海道東部に天然ガス・LNGを供給する。操業を始めてからの両LNGターミナルの運営は、100%子会社のJX日鉱日石エルエヌジー・サービスが手掛ける。JXエネルギーは環境特性に優れる天然ガス・LNGの普及を進める。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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