一般財団法人環境イノベーション情報機構
第10回エコツーリズム大賞 小岩井農牧株式会社が受賞
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2014.12.22 【情報源】環境省/2014.12.22 発表
環境省は、平成26年12月22日、第10回エコツーリズム大賞の受賞団体を発表した。エコツーリズム大賞は、エコツーリズムを実践する地域や事業者の優れた取組を表彰し、広く紹介することで、取組の更なる質の向上や継続に意欲を与えるとともに、関係者の連携、情報交換などによる連帯意識の醸成を図ることを目的とした表彰制度。平成16年6月にエコツーリズム推進会議で取りまとめられた5つのエコツーリズム推進方策の一つとして、平成17年度から実施しているもの。
応募総数57件について、審査委員会で審査の結果、大賞1点、優秀賞3点及び特別賞5点を決定した。
今回大賞を受賞した小岩井農牧株式会社では、明治 24 年の創業以来、畜産と林業を柱に「環境保全・持続型・循環型」の事業を継続。100 年前の制服に身を包んだガイドが農場の歴史を物語り、その案内のもと参加者は農場内の森を歩き一次産業の体験等を行う。農場のある雫石町だけでなく、周辺地域を巻き込み「環岩手山エコツーリズム」の核となっている。
この他、優秀賞は、谷川岳エコツーリズム推進協議会、株式会社 エコロの森、株式会社 美ちゅら地球が受賞。また、特別賞は、特定非営利活動法人 土湯温泉観光まちづくり協議会、特定非営利活動法人 越後妻有里山協働機構、有限会社 森の国、一般社団法人 瀬戸内海エコツーリズム協議会、阿蘇ジオパーク推進協議会が受賞した。【環境省】