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環境ニュース[国内]

安川電機、クラス最小サイズを実現の太陽光発電用パワーコンディショナーを販売

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.12.15 【情報源】企業/2014.12.15 発表

 安川電機は、クラス最小サイズを実現した太陽光発電用パワーコンディショナー(電流変換器)「Enewell-SOL(エネウェル・ソル)V1シリーズ4.5kW」の販売を2015年1月に始める。住宅用の屋内設置型の200V単相4.5kWで、世界で初めて窒化ガリウム(GaN)パワー半導体モジュールを搭載する。
 パワーコンディショナーは、太陽電池で発電した直流電力を家庭で利用できる交流電流に変換する役割を持つ。GaNパワー半導体は、電力損失を低減するとともに、高速のスイッチング動作が可能で耐熱性にも優れる。新製品は取り付け面積が従来モデルの約2分の1で、大幅に省スペース化できる。
 コンパクト化によって設置場所を選ばないうえ、98%と高い最大変換効率を誇る。低出力時から発電効率の早期立ち上がりが可能で、1日の発電量を最大にする。高効率化が進んでいる太陽電池と組み合わせることで発電した直流電力をより無駄なく交流に変換できる。静粛性の高さも特長だ。
 GaNパワー半導体モジュールで聞こえる領域を超えた高周波スイッチングができ、耳障りな高周波音をなくすほか、ファンのない自然冷却方式で風切り音もなくなる。安川電機はパワーコンディショナー事業を推進し、安定成長が見込める住宅用屋内設置型を投入する。年間3万4000台の販売を目指す。【(株)安川電機】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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