一般財団法人環境イノベーション情報機構
常磐自動車道(浪江〜南相馬)における除染方針の達成状況公表
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2014.12.04 【情報源】環境省/2014.12.04 発表
環境省は、平成24年12月より「常磐自動車道除染等工事」を行い、平成25年6月をもって除染作業を終了し、同9月に除染の結果について公表した。除染作業の結果、浪江IC〜南相馬ICの除染対象区間において、「除染方針」の目標の空間線量率を大きく下回っていることが分かった。(同IC間の除染対象区間の空間線量率は、平成26年10月21日の測定値は、平均0.6〜0.7μSv/h)
平成26年2月に再開通した広野IC〜常磐富岡ICの除染対象区間では、供用開始に当たり「除染方針」を達成したことを確認したが、今回の走行サーベイにより、さらに空間線量率が低減していることを確認した。(同IC間の除染対象区間の空間線量率は、平成26年10月29日の測定値は、平均1.3〜1.5μSv/h)
平成27年のゴールデンウィーク前までに開通予定の常磐富岡IC〜浪江ICについては、現時点で既に「除染方針」の目標の空間線量率を下回っていることを確認した。(同IC間の除染対象区間の空間線量率は、平成26年10月21日の測定値は、平均0.5〜2.4μSv/h)【環境省】