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環境ニュース[国内]

ホンダ、HVの新しいセダン「グレイス」発売、セダン型HVで最高水準の燃費性能

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.12.03 【情報源】企業/2014.12.01 発表

 ホンダは、ハイブリッド車(HV)の新しい小型セダン「GRACE(グレイス)」を12月1日に発売した。排気量1.5Lのエンジンと高出力のモーターを組み合わせ、セダン型のHVで最高水準となるガソリン1Lあたり34.4kmの高い燃費性能を実現した。「5ナンバー」(排気量2.0L以下)のHVセダンで初めての四輪駆動車(4WD)も導入した。
 グレイスは、1モーターシステムで電気自動車(EV)発進が可能な独自のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ・ハイブリッド)i-DCD(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」を搭載し、燃費性能と反応に優れた力強い走りを両立する。寒冷地や降雪地域でも安心して運転できる4WDもラインアップする。4WDの燃費はガソリン1Lで29.4kmだ。
 グレイスは英語で「優美」「思いやり」を意味し、セダンとして大切な人と過ごす時間を包み込む思いを込めて名付けた。小型セダンでありながら長さを取ったボンネットやゆとりのあるホイールベースにするとともに、クーペのような流麗なデザインを融合させた。上級セダンに近い室内空間や後部座席の足元スペースを確保した。
 トランクは430Lの容量があり、電動ユニットを床下に収納することで後部座席部分とつながるトランクスルーを可能にした。価格は195万円(税込み)からで4WDは214万4400円(同)からに設定した。月間3000台の販売を計画する。ホンダはリコール(回収・無償修理)が相次いだため新車の投入が遅れ、グレイスで1年ぶりの新車発売だ。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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