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環境ニュース[国内]

パナソニック、神奈川県藤沢市のスマートタウン協議会が情報発信の拠点を開業

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.12.01 【情報源】企業/2014.11.26 発表

 パナソニックが代表幹事を務める神奈川県藤沢市のスマートタウン(環境配慮型の街)「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」の協議会が、「Fujisawa SST SQUARE(スクエア)」を11月27日に開業した。人が集まる街の総合情報発信の拠点として、同日オープン式典を開いた。街のランドマークとなり、暮らしを起点にした環境配慮を推進する。
 Fujisawa SSTスクエアは、2階建て延べ床面積1485.11m2の建物で、街の管理、迎賓、コミュニティー醸成の機能を持ち、街を育てていく役割を担う。Fujisawa SSTの管理会社が入居し、エネルギーや移動手段などに関するサービスをパートナー企業と提供するとともに、街全体の環境、エネルギーなどの情報を集約・管理しながら環境に配慮した暮らしを支える。
 Fujisawa SSTスクエアは、環境教育やイベントを実施するコーナー、住民参加型のワークショップを展開する工房、環境に配慮した移動手段を提供する設備を備える。移動手段では環境対応車や電動アシスト自転車のシェアリングを行う。12月中旬にはFujisawa SSTスクエアに隣接して文化複合施設が開業し、これと合わせて住民や来訪者が集まる拠点を目指す。
 Fujisawa SSTは、パナソニックグループの工場跡地約19haで総事業費約600億円をかけて進めるプロジェクトで、一部オープンしている。完成は2018年を予定し、最終的に住宅約1000戸と商業施設、公共施設を設ける。計画人口は約3000人だ。街全体で1990年比70%のCO2削減や再生可能エネルギー利用率30%以上を目標に掲げ、各種の環境設備を導入する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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