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環境ニュース[国内]

東京ガス、圧縮天然ガスを燃料にしたLNGローリー車によるLNG輸送を開始、日本初

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.11.21 【情報源】企業/2014.11.17 発表

 東京ガスは、圧縮天然ガス(CNG)を燃料にした液化天然ガスLNG)ローリー車によるLNGの輸送を12月に始める。日本で初めてという。LNGローリー車の燃料を従来の軽油からCNGに替えることで、CO2排出が削減できる。同時に、軽油とCNGのローリー車による燃料の多様化で供給の安定性を高める。
 LNGローリー車はLNGを運搬するLNGトレーラーのけん引車で、運転席やエンジンなどで構成する。危険物輸送を手掛けるニヤクコーポレーション(東京・江東区)が、いすゞ自動車製の車両にCNGエンジンへの改造、CNG容器の搭載などを施した。車両の保有や維持管理と運転・運行管理も実施する。
 LNGトレーラーは既存車両を使う。従来のLNGローリー車は軽油が燃料だが、CNGにすると年間で約5〜10%のCO2排出量削減が可能になる。このローリー車によるLNG輸送事業は、環境省と国土交通省が連携した「大型CNGトラックを活用した低炭素中距離貨物輸送のモデル構築事業」に採択された。
 天然ガスの普及・拡大に向けて東京ガスが進めるエネルギーセキュリティーの向上と低炭素化の取り組みの一環となる。このローリー車は、東京ガスと日本ガス協会が主催するエネルギーソリューション総合展「熱電プラザ2014」(11月19〜21日・東京ビッグサイト)に展示する。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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